同じ悲しみや苦しみを味わったから、伝えたいことがあります。
それを乗り越えることができたから、伝えられることがあります。
「アチェから日本へ、希望の手紙」プロジェクトは、
スマトラ島沖地震で被災したインドネシアのアチェの子供たちから、
東日本大震災で被災された子供たちに、希望の手紙を配達するプロジェクトです。
絶望という瓦礫の山から、どうやって歩き始めたのか。
何が心のよりどころになって、未来への希望を見出したのか。
そのアチェの子供たちの経験、元気や勇気が、少しでも日本の子供たちの希望の光になりますように…。
そんな願いを込めて、日本とインドネシアの有志がボランティアで運営しています。
こころの復興は、言葉でいうほど簡単ではなく、計り知れない時間がかかるかもしれません。
しかしこのアチェと日本の交流によって、長い時間が少しでも縮められ、
子供たちが共に心からの笑顔を取り戻すことを祈っています。
明日に、未来に、素敵な夢を描くための何か力になればと願っています。
チーム・マタハリ
■アチェとは?
アチェは、インドネシア共和国のスマトラ島北端に位置する州の名前で、インドネシアの中でも最もイスラム教信仰の強い地域です。2004年12月26日に起きた大地震による津波により、約16万7千人の人々が犠牲・行方不明となり、約70万人が避難生活を余儀なくされました。その後、世界中からの支援のもと、一歩一歩、復興に取り組み、活気と輝きを取り戻そうとしています。